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『スピッツ』は日本のロックバンド・スピッツのファースト・デビュー・オリジナルアルバム。1991年3月25日にポリドールより発売。 == 概要 == *1990年10月から約1ヶ月でレコーディング。収録曲の半分はアマチュア時代の楽曲からセレクトされた。 *インディーズレーベル、クリエイション・レコーズのアルバムにならって、表ジャケットにアーティスト写真を使わないという方針を本作から意識。この方針は4thアルバム『Crispy!』を除き、スピッツのアルバム全てに一貫している。 *裏ジャケットの写真では、メンバー自身で選んだ服を購入し使用している〔スピッツ『旅の途中』 幻冬舎、2007年11月30日発行〕。そのようになった理由は、デビュー前にマスコミ発表や販売店用の宣伝材料を制作する際、自身の希望を担当のスタイリストやヘアメイクにどのように伝えていいかわからず、服装や髪型などを任せきっていたために、完成した写真の写りが自身の意図とはかけ離れたものになってしまったという出来事があり、その事についてプロデューサーに抗議して以降、スタイリストやヘアメイクがつかなくなったからである〔スピッツ『旅の途中』 幻冬舎、2007年11月30日発行〕。また草野はデビュー前の宣伝資料について「今見ると笑えるけど、当時は笑いごとじゃなかった」とコメントしている〔スピッツ『旅の途中』 幻冬舎、2007年11月30日発行〕。 *このアルバムの制作は、草野にとってあまりいい思い出がないらしく、本人の話だと「プロが作った商品としてリリースする以上、どこに出しても恥ずかしくない完璧なものを作ろうとしていたためか、テイク数が異常に多くなり、いつまでも終わりが見えない状況に腹を立てたエンジニアに怒鳴られたこともあった」そうだ〔スピッツ『旅の途中』 幻冬舎、2007年11月30日発行〕。 *現在オリジナル盤は廃盤となり、LAのエンジニア、スティーヴン・マーカッセンによりリマスタリングを施して、2002年10月16日に再発。ROCKIN'ON JAPANの編集長山崎洋一郎によるライナーノーツが封入されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スピッツ (アルバム)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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